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佐倉サイエンス特別講座
佐倉サイエンスの授業で東邦大学の先生の特別講座が開講されました。

佐倉サイエンスとは、理数科1年生の授業の1つで、
物理・化学・生物・地学・数学の5分野の実験や研究の基礎を学び、
2年生以降で課題研究を行うための準備をしています。
講師は東邦大学理学部物理学科教授の酒井康弘先生と、
東邦大学大学院理学研究科物理学専攻の篠原小雪さんです。
篠原さんは本校理数科1期の卒業生です。
講座は45分×2コマで、内容は
① 研究テーマの探しかた
② いろいろな現象を体験しよう
③ 研究の進め方
でした。
①では酒井先生の幼少期の疑問や、大学生の研究テーマの探しかた、
ニュートンの研究の視点などの話をしていただきました。
情報や知識を仕入れることや先行研究を調べることの大切さを学びました。
②では水槽と光源を用いて屈折と反射を観察し、
水鳥の目の構造や光ファイバーの原理について知ることができました。
また、プラズマボールを使って電子の通り道の観察も行いました。
③では実際に高校生のグループが行った物理研究の例として、
ミルククラウンを作る際の落ちてくるミルクの形の研究の進め方を紹介していただきました。
水滴のモデルとしてバネが利用できることはとても意外で、
その実験の方法を考え出した過程もおもしろいものでした。



東邦大学の酒井先生のホームページは以下のリンクからご覧ください。
https://www.toho-u.ac.jp/sci/ph/lab/atom/sakai.html