2024年8月の記事一覧

病院 佐倉アクティブSSH講座「医学体験講座」

令和6年8月22日(木)成田市の国際医療福祉大学において佐倉アクティブSSH講座「医学体験講座」が開催されました。1年生10名(普通科6名、理数科4名)、2年生8名(普通科7名、理数科1名)の計18名が参加し、講義及び施設見学を行いました。

講義では、チーム医療の重要性や臨床検査技師・細胞検査子士の病理検査における役割を学び、様々ながん細胞を染色したプレパラートを観察しました。

施設見学では、成田シュミレーションセンター「SCOPE」を見学しました。ER、手術室、病室、在宅ケア室、模擬診察室等、実際の患者さんに対しての治療全体を想定した施設でした。コンピューター制御された模擬患者をどのように診察、処置したかを全てモニターで記録し、振り返ることができるようになっており、その都度適切な対応について学ぶことができるようになっていました。医療系の進路を考えている生徒にとっては具体的にイメージをすることができ、とても充実した講座になりました。

グループ Global Studies Program 8/19〜8/23

29名の1、2年生が参加し、アメリカ人講師と6名の海外留学生グループリーダーを迎え4日間の英語研修が行われました。グループリーダーはガーナ、ナイジェリア、中国、インド、ネパール、ベトナムなど様々な国出身で日本の大学院で学んでいる大学院生です。 
Positive Mindset, Leadership, Quality Education, Diversity 等様々な話題について話し合ったり、自分の強みや自分の将来を考えたりと、密度の高い4日間になりました。 
講師のマイクさんが常に強調していたのがEnglish speakers’mindset, Two-way communication, Ask many questions, OK to interrupt, No Silenceの重要性です。自分の考えを伝える、十分に説明するというのは日頃の授業でも強調されていますが、1日中英語漬けの中でというのは普段できない訓練だったと思います。 
また、様々な国の文化や教育の話、大学での研究分野のお話などを伺うこともでき貴重な機会でした。

理科・実験 佐倉アクティブSSH講座「植物の成分を精製してみよう!」

令和6年7月24日(水)の午後、佐倉市の株式会社常磐植物化学研究所において「植物の成分を精製してみよう!」をテーマに佐倉アクティブSSH講座が開催されました。1年生15名(普通科9名、理数科6名)、2年生普通科2名の計17名が参加し、実習、ハーブ園研修、施設見学を行いました。 実習では、「目の疲れ」や「視力改善」に効果があるとされているカシスの抽出液から、含まれているアントシアニンをカラムクロマトグラフィーにより分離し、薄層クロマトグラフィーの多点打ちの手法を用いて、含まれている4種類の色素の分離・確認を行いました。ハーブ園では、抗酸化作用があり、目に良いとされるブルーベリーや天然甘味料として知られ砂糖よりも低カロリーであるステビア、料理や精油として利用されているバジルなどに触れたり、においや味を確認しながら研修しました。 施設見学では、実習で行った手法が実際にはどのような規模で行われているかの説明を受けました。午後の4時間ほどの講座でしたが、とても充実した講座になりました。